
現場情報を掌握する情報仲介人「情報ブローカーK氏」
まずはこの企画を提案してもらった本部長を含め運営サイドには感謝したい。
実は早い段階からこの話はもらっていたが、提供する以上は結果が伴わなければならず、私の我侭でここまで伸ばしてもらった形。これまで幾度となくお伝えしているが、
「まずはじめに前提を伝えておく。ただ、当てにいくだけでは馬券は勝てない。オッズと実力の乖離を正確に判断し、当てるのではなく「勝てるゾーン」を買い続けることが「馬券の正解」、そしてそのゾーンにアジャストする情報の掌握と券種の正確な判断が「馬券の大正解」となる。当てたいだけなら単勝全通りでも買っておけば100%当たる。これは馬券師の大前提となる」
これが私の理念であり、上記は「旬の情報」にぶつける事で、より効力を発揮する。師走競馬だけでも旬ではあるが、その中の中京最終週ともなればそれこそ旬中の旬。ただし中京開催だけで勝負するつもりは毛頭ない。中京最終週がある事で、他の中山開催、阪神開催が活きる形で言わばその相乗効果が見込めるのが今週だったというわけだ。
ただし自分が期間を決めたとは言え、それだけで優位に立ったとは思わない。前回のロイヤルチャレンジでは運よく1位となったが、短期決戦ではその逆も起こり得る。
今回は「払戻し金額」と「的中精度」どちらも求められる企画で正直厳しい条件。あちらを立てればこちらは立たず、両方を狙いに行けば二兎を追うものではないが、共倒れになる危険性すらはらんでいる。その厳しい条件を個人的にも存分に楽しませてもらおうと思う。
まずは払戻し部門だが、先週も土日確約達成のA氏が当面のライバルとなりそうだ。ただしあくまでも常識の範囲内での決着を想定した場合の話で、想定外となればshu、大和は一撃の破壊力は相当で、大和に関しては夏に100万馬券を的中するなどまさに規格外の破壊力を秘めている。それが今週出れば券種的にはその上を行く事は難しいものとなるだろう。ただしそればかりは避けられようがないし、それが短期決戦の面白さ。規格外の決着となるならばshuや大和の後塵を拝する事も有り得るし、常識的な範囲内での決着でもA氏に届かない事も想定しておかなくてはならない。
また最近の新フォーメーション導入で的中精度、平均配当共に上がってきているMRも強敵だ。これまで万馬券的中数の上位は既述の3名だったが、先週も中山1Rの3万馬券を筆頭に7本の万馬券を的中させるなど同率で2位に食い込んで来ており、点数も3連単予想家の半分。3連単予想家の6桁配当が半分で同様の払戻となるだけに見た目だけの配当で軽視するわけには行かないだろう。
そして券種的には近いM社長×師童。先週の中日新聞杯では12番人気のショウナンバッハを抜擢するなど個人的にも「持っているな」と思わせる内容。これだけで2000円×234.2倍の46万獲得。3連単ばかりに目が行きがちだが、点数の少なさ、そして平均配当の高さを考えれば馬単、単勝は非常に効率的で、伊達に回収率重視を掲げているわけではない。券種が近いという事は根っこの部分も近いという事、気は抜けない。
的中部門に関してだが、個人的にはこちらの方が厳しい戦いになりそうだと考えている。ヤマモト氏、シバタ氏とご存知の通り、毎回的中数1位と2位を分け合う様な予想家。どちらの企画でも5連勝、3連勝があり得る予想家で、それを上回るには自身も5勝、3勝が必要となるだけに、そうなった場合は最高で引き分けにしかならない。もちろん両名共に的中だけをセコく狙って来る予想家ではなく、時には総額で3連系を上回る可能性も十分にある。
こうして挙げてみると物凄い面子の中で一年間鎬を削って来たなというのが率直な感想。ただフォームを崩すような事はしない、自分が出来る事は「勝てるゾーン」を狙い続けるのみ。守って勝つのではなく、攻めて勝つ、私の情報はそれでこそ最大限の価値を発揮する。私を含めた全予想家の週末買い目公開を楽しみにしておいていただきたい。